2月の最初の方で予見したように、2015年1月15日の暗黒の木曜日で大きく下落したUSD/CHFがついにターゲットである0.94に到達しました。
Invest Divaのフォロワーさんで、私のアドバイスを聞いてくれた方は今頃ピップとともに喜び転がっているころでしょうか?
さて、一応の目標を達成したこの熱々カップルの次なるステップはどのようなものでしょう。
それぞれ 1.取引(基軸)通貨 と 2. 決済通貨 の側面に分けて考察してみます。
取引通貨となる米ドル単独の様子を見るときは、私はダウ・ジョーンズの米ドルインデックスをよく用います。
これはユーロ、ポンド、円、豪ドルの4つの主要通貨バスケット(この4カップルを私は密かにCool FX Partyと呼んでいます)に対して連動する米ドルの指標です。
インデックスによると米ドルは一般的には横ばい状態を続けており、暗黒の木曜日後1月の終わり頃から保ち合いです。
しかしながらUSD/CHFチャートを見てみると、米ドルは対スイスフランに対してのみ上昇トレンドが続いていることがわかります。
木曜日の大幅な下落の後ゆるやかに上昇が続き、結果的に我々のターゲットに到達しこれを抜いた後、0.95の61%フィボナッチレベルに落ち着いているようです。いつだって頼りになるフィボナッチさんの言うとおりでしたね!
米ドル自体は保ち合い傾向であることから、このペアの上昇トレンドは1月15日に突如として基軸通貨である米ドルに対し約61%も価値を落とした決済通貨であるスイスフランの動きによるものが主であるがわかります。
一目均衡表を加えてみると、未来の雲が赤いゾーンに入っており、ペアがこのレベルで上げ止まることが予想できます。
したがって今後それぞれ0.92または0.90の50%、30%フィボナッチレベルまでの引き戻しか、61%レベルでの保ち合いかが見られるでしょう。
一方ペアが61%フィボナッチレベルを上抜けした場合は見通しは強気に転じ、最初のターゲットは0.97です。
皆さんは米ドルとスイスフラン、どちらの引力が勝ると思いますか?
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