今週のまとめ

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今週のまとめ

週も終わり、通貨ペアたちも気分はすっかり花金モードであまり動いていません。

前回の世論調査で反対派に一歩リードされたため、スコットランドでは独立に”Yes”キャンペーンが現れました。
一夜明けてYouGovの調査では48対52で賛否がわかれています。

マーケットはこれに関してほぼ反応を示さなかったようです。前夜の世論調査から保ち合い状態が続いています。

ヨーロッパでは昨日、マリオ・ドラギ氏がドイツと更なる投資プログラムについて話し合いました。
このようなプログラムを実現できる欧州唯一の国家群の一員であったにも関わらず、ベルリン勢はパリで抱いた期待を投げ捨てることになりました。
ドラギ氏は「そのような金融的な余地のある公共投資の立ちあげについての観点を持ちながらユーロ圏の全体的な金融スタンスを議論するのは有意義である」と述べました。
乱暴に訳すと使える金があるなら使え、といったところでしょうか。

アメリカではFEDの金利引き上げについて更なる議論が展開されました。
タカ派による前回の引き上げは一定のポイントに到達し、多くは少なくとも第2四半期の終わりまで何の影響もなかったようです。

アジア市場は引き続き下降トレンドで、2010年から続く最長の下落期間になりそうです。
日本は例外で、劇的な円安が日経インデックスを加熱させています。ここ最近の通貨安は日本最大の輸出国にさえ恩恵を与えており、年初に比べレートが7%も改善した中本国に送金することで35億ドル近くもの利益をもたらしています。

今日発表の経済指標には英国の建設売上高、更に欧州の雇用統計と工業指数発表が注目を集めます。午後には米国の小売売上高発表があり、これはミシガン大学の事前調査のため常にホットな話題です。
今朝は欧州会議のキックオフがあり、昼時にはプレスカンファレンスが開かれます。またドイツ中央銀行総裁で、金融政策の融和という点ではマリオ・ドラギ氏の主な論客であるJens Weidmann氏のスピーチも控えています。

長期トレーダーの方々、小さな損失に焦らず、大局を見ましょう。短期トレーダーの方々は、責任を持って投資しましょう。
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ではまた明日お会いしましょう。
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短期FXテクニカル・レベル分析

EUR/USD 4時間足: 保ち合い。

Invest Diva予想: 1.2947の下でショートポジション。ターゲットは1.2874と1.281です。

代替シナリオ: 1.2947の上で1.3020と1.3142をターゲットに上昇。

ダンスフロア概観: 全体として下降トレンドですが、現在一目の雲の下で1.2947と1.2874の間で保ち合いに陥っています。RSIは中立エリア。本日中は週の最後のため市場センチメントは下落気味でしょう。

サポートとレジスタンス
1.3142

1.3020

1.2947 ピボットポイント

1.2874

1.2818

GBP/USD 4時間足: 保ち合い。

Invest Diva予想: 1.6236の下でショートポジション。ターゲットは1.6155と1.6060です。

代替シナリオ: 1.6236の上で1.6327と1.6446をターゲットに上昇。

ダンスフロア概観: 全体として下降トレンドで、一目の雲のしたで現在1.6236のレジスタンスレベル(前回のサポートレベル)に接近中。もうすぐ一目の雲に突入予定で、更なる保ち合いの継続が予想されます。RSIは中立エリアの若干上側で遷移中です。

サポートとレジスタンス:
1.6446

1.6327

1.6236 ピボットポイント

1.6155

1.6060

USD/JPY 4時間足: 107.36のレジスタンスレベルに接近中。

Invest Diva予想: 107.36の上でロングポジション。ターゲットは107.50と108です。

代替シナリオ: 107.36の下で106.72と106.34をターゲットに下落。

ダンスフロア概観: 全体として一目の雲の上で上昇トレンドです。現在107.36のレジスタンスレベル(2007年11月のサポートレベル)付近で硬直気味。RSIは買われすぎゾーンです。

サポートとレジスタンス
108

107.50

107.36 ピボットポイント

106.72

106.34