ジャクソンホールサミットまとめ

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ジャクソンホールサミットまとめ

FXチャート上で、月曜朝の主要通貨ペアの価格に「ギャップ」があったのにお気づきですか?これこそまさにジャクソンホールサミット効果!シンポジウムのまとめです。
US:イエレン総裁「すぐには金利を引き上げるつもりはない」FED総裁のジャネット・イエレン氏は、米国労働市場は金融危機後大きく改善が見られたと周知した一方、まだ完全には回復しきっていないと指摘もしました。
イエレン氏は「もし労働市場の改善が予測よりも早く進むのなら、FFレート(政策金利)の引き上げは現在委員会が予定しているよりも早く行われるでしょう。」と述べました。しかしドルが舞い上がって上昇しすぎるより前に、イエレン氏はまた「もちろん、経済状態が悪化し予測よりも我々のゴール到達までの過程が遅くなった場合は将来のレートは現在想定しているよりもより(状況に)適応したものとなるでしょう」と付け加えました。

結論として、「Play it Safe」(大事をとる)のがイエレン氏の二つ名と言えます。そうは思いませんか?

EU:ドラギ総裁の心配

ECB総裁であるマリオ・ドラギ氏はユーロ圏の構造改革が必要なことを信じており、その為にECBはその政策スタンスを調整する準備ができていると述べました。地域の失業率は11.5%であり、GDPは第2四半期からフラットな状態が続いています。

加えて、ドラギ氏はインフレ傾向が弱いままで、年間CPIも未だに中央銀行の2%ターゲットから遠い状態であることを指摘しました。調査結果はまた投資家達が弱気相場の圧力にあることを明らかにしており、これが続き企業が支出と投資を減らし始めればユーロ圏がデフレスパイラルにはいる可能性もあります。

日本:黒田総裁「インフレに注視」

日本銀行総裁の黒田氏は日本経済は未だ改善が必要不可欠で、克服すべき重要な挑戦があると述べました。日本銀行は価格安定政策に注力しており、インフレ圧力が弱まれば金融政策を調整する準備があるでしょう。黒田総裁はまた日本の労働市場は若干改善の兆しが見られるものの、賃金上昇率は弱くパートタイム労働に多く頼った結果であると発表しました。日本経済は増税が消費にのしかかったため第2四半期で1.7%縮小したこと、労働市場の不調が今後大きな損失をもたらしかねないことを念頭に置いておくべきでしょう。

結論:ドルは上げ、円とユーロは下げ

これらの証言から、米ドルは強気、ユーロと円は弱気相場となった模様です。

長期トレーダーの方々、小さな損失に焦らず、大局を見ましょう。短期トレーダーの方々は、責任を持って投資しましょう。
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ではまた明日お会いしましょう。

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短期FXテクニカル・レベル分析

GBP/USD 4時間足: 1.6500に到達後リバウンド。

Invest Divaのオススメ: 1.6566の上でロングポジション。ターゲットは1.6599と1.6610です。

代替シナリオ: 1.6566の下で1.6486と1.6336をターゲットに下落。

ダンスフロア概観: ターゲットであった1.6500に達した後、上昇中。RSIは中立エリアに戻りつつあります。

サポートとレジスタンス
1.67316

1.66610

1.65664 ピボットポイント

1.64861

1.62836

USD/CHF 4時間足: 様子見。

Invest Divaのオススメ: 0.9155の下でショートポジション。ターゲットは0.9142と0.91300です。

代替シナリオ: 0.9155の上で前回の高値である0.9177がターゲット。

ダンスフロア概観: 0.91550のレジスタンスレベルに接近中で、RSIはちょうど買われすぎゾーンを下抜けました。

サポートとレジスタンス
1.3637

1.3520

1.3424 ピボットポイント

1.300

1.3120

USD/JPY 4時間足: 104.25でレジスタンス。

Invest Divaのオススメ: 103.92の下でショートポジション。ターゲットは103.62と103.22です。

代替シナリオ: 103.92の上で104.30と長期的に105です。

ダンスフロア概観: 104.25のレジスタンスレベルに接近中で、RSIは買われすぎゾーンを下抜けました。

サポートとレジスタンス

105

104.25 前回達成ターゲット

103.92

101.04

100 長期ピボットポイント

97