6月の非雇用者数は悪いものでした。20,700の雇用増加が見込まれていたにも関わらず、実際は9,400もの雇用者数が減少しました。明らかに発表によってカナダドルはその他のメジャー通貨に対して弱気となり、USD/CADは発表直後に60pipsも跳ね上がりました。ペアはそれ以来ドルに先導される形で上昇を続けており、一目の雲を上抜けし1.09のレベルにまで戻ってきました。
次の展開
7月、カナダの雇用部門は25,400の雇用数が戻ると期待されており、これは失業率を7.1%から7.0%に戻すのに十分な数値でしょう。
しかしカナダの雇用者数は過去5ヶ月間のうち3ヶ月が予測を外しており、今回もまた残念な結果に終わる可能性がなきにしもあらずなことを忘れないで下さい。
Invest Divaの学習コースで学んだように、予測値を下回る失業率はカナダドルに有利であり、逆に上回る場合は多くの場合ルーニー売りを呼びます。
これはUSD/CADのチャートでは上昇の値動きとして現れますね。(なぜか?は考えてみてください)
テクニカルポイント
ペアは7月中に38%フィボナッチレベルを下抜けできなかったかわりに、一目の雲を上抜けしました。RSIは買われすぎゾーン周辺で堅調です。2012年9月から続く上昇トレンド期間を過ぎ、ペアは現在下降チャネル内で値動きしているようです。下降チャネルの上方バンドである1.094のレジスタンスレベルを上抜けすれば、前回のトップである1.117と1.127をターゲットに更なる上昇が見込まれます。
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