πデーウェディング ギークなカップルの行く先

πデーウェディング ギークなカップルの行く先

何の偶然があれば、コネチカットに住むロケットエンジニアのオーストラリア・イタリア系男性と、日本からニューヨークに来た電気技師かつFXトレーダーのペルシャ系ユダヤ人女性が出会い、あまつさえ恋に落ちるのでしょうか。

安全なインターネット・デートの発達のおかげで、この賭けは成功裏に終わりました。

そしてこうした特別なオハナシではよくあるように、2人のエンジニアたちは同じく特別な2015年3月14日のπデーを2人の結婚記念日にしようと考えたのです。場所はハワイ。(π=3.140592653….を3/14/(20)15とかけており、次のスペシャルπデーは2115年までお預けなのです。)

まだMattに出会う前、KianaはFacebookで未来のπデーについてポストしていました。

MattはMattで、一息でπの上20桁を暗唱できることを密かに自慢にしていました。

また3月14日はひとえに歴史的なπデーというだけではありません。日本ではご存知にようにホワイトデーであり、男性陣にとっては3倍返しなるルールに(人によっては)心と財布を痛める日でもあります。このバレンタインデーからホワイトデーにおける習慣は世界でも非常に日本独特の習慣ですが、日本では7年間過ごしたKianaにとっては当然慣れ親しんだものでした。

というわけで世界の理系男女を沸かせるこの世紀のπデーと、日本式のロマンチックな側面を融合するため、エンジニアカップルの2人はこの日の結婚式を世界のギークが羨むπデーコンセプトに基づいた素敵なものにしなければならないという使命感に駆られたのです。

πなバージンロード

結婚式はMaui時間の午後3時から、美しい海とLanai島をバックに小高い丘から始まります。Kianaは白い蘭の花びらがπの形に敷き詰められたバージンロードを歩いて来ます。

πなTシャツ

セレモニーの後、ゲストは2015年のπデーTシャツをお土産として受け取ることができます。デザインは2種類から選べ、男性用、女性用、子供用があります。

もちろん、一連のセットはπなオシャレバッグに入れてお渡しします。

πなウェディングケーキ

ドラマFRIENDSで、モニカが全ての女の子の憧れ、 花嫁と花婿がてっぺんに乗ったウェディングケーキについて話していたのを覚えている方はいますか?

これはKianaには当てはまらなかったようで、彼女の希望はただひたすらにπデーファンとしての願望そのもの。

完璧なπのフォルム、チョコレートクリームとココナッツクリームの二層からなるギークでスイートなウェディングケーキが新郎新婦を待っています。

πケーキカット・カウントダウン

最後に、 世界でも1番幸せと自負するギークな2人の始めての共同作業はNYスタイル(?)で、DJ Liamによる音頭の元、ゲストによる10秒のカウントダウンの後、歴史的瞬間に甘いπケーキに入刀するのです。円周率の最初の9桁、NY時間の9:26:53秒に!

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