ドル高が続き、ドル買いの人々はピップを稼ぎ続けていることと思います。
しかし、ドル高はアメリカ経済にとって果たして良いことなのでしょうか?また、FRBは最終的に金利を引きあげるのでしょうか?
もしあなたがネットショッピングのヘビーユーザーなら、おそらく自国通貨が強いことが消費者にとっては良いことだと既にご存知だと思います。
例えば、この電動鼻毛処理機10,000円を日本から直接買い付けるとき、USD/JPYが120円の時のほうが80円の時より少ないドルですむのですから。
同様に、アメリカ国外から国内へ製品を輸入している会社はみんな、尻尾でクルミを割っていることでしょう。
はい、これはペルシャ語の慣用句を直訳したもので、意味は単にチョー興奮してますということです。
機会があれば使ってみてください。
さてそれでは強いドルに悪いことはないのでしょうか?答えは、いいえ。もちろんあります。
Invest Divaの学習コースでも述べたように、ある国の通貨が高いとき、その国の製品は他国に比べて割高になります。
例えば、コネチカットで作られたSikorkyのヘリコプターをメルボルンに住むオーストラリアの富豪が買おうと思えば、AUD/USD=0.95の時より0.76の時のほうが高くつくわけです。
ということは、USドルがこのまま上がり続けると何が起こるのでしょうか。
前回のFOMC会議での注目点は優劣混合なシグナルの中、「patience in beginning to normalize」(通常化政策開始までの忍耐)が挿入されるのか取り除かれるかでした。
しかし全体的に、通貨トレーダーたちは広くFRBの金利引き上げが迫ってきていると信じているようです。
経済データが今のところ好調のままであることからドル買いトレーダーにとってしばらくはハッピーな日々が続くと言えるでしょう。
次の疑問はドル高がアメリカ経済の回復を妨げるのか否か、です。
ドル高はFRBが現在の低金利が長期的にみても適切だとの考えに影響を与えるでしょうか?
ぜひ私達のSNSに遊びに来て皆さんの意見を聞かせてくださいね。
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